山形県の庄内地方では、磯釣りが盛んです。
江戸時代、藩では名竿は名刀より得難し、と竿と刀を同等に扱っていたほどです。
単なる釣りではなく、釣道としていました。
さて、庄内で使われる竿は延べ竿です。かつては竿作りの名人がいましたが、今では竹で竿を作る人はほぼいないそうです。
しかし、庄内竿の構造を模した中通し竿は今も残っています。
今でも鶴岡近辺の釣り場では中通し竿で釣りをする人、結構見かけます。
胴調子の柔らかめな竿は、好みの分かれるところですが、愛用してる人は多いようです。
我が家にも数本中通し竿があり、私よりも息子が愛用しています。
また、本物の竹でできた庄内竿は、加茂水族館や致道博物館見ることができます。
コメント