オリヅルランは繁殖力が強くかなりひどい環境でも育ちます。
育ちすぎて根っこが伸びたすぎ根詰まりしても生きています。
吊り下げバチの下カバーに弾き飛ばします。
ここまでなったらもう鉢替えしなければなりません。
植え替え方法はとても簡単なのでざっと説明すると、
- オリヅルランを鉢から出す
- 絡まった根をほぐし、黒くなった根を切り、いくつかの株に分ける。
- ランナーの先の子株からも増やせるので、剪定しておく
- それぞれを新しい鉢に植え替える
少しだけ手間がかかりますがやることは簡単です。
さて、タイトルの3つの楽しみ方について説明します。
鉢に植える
これは植木鉢や、ハンギングポット、などに植えて楽しむ方法です。
オリズルランのランナーの先の花や子株を楽しむには最適な方法です。
培養土に植えることで元気に育ちますし、何より葉の色付きがきれいです。
また、オリヅルランを増やしたいときにも有効です。
大き目の株で楽しんでください。
ジェルポリマーで育てる
ダイソーなどで売っているジェルポリマーで育てると見た目がとてもきれいです。
やり方は簡単です。
ジェルポリマーを買ってきて、それを透明な容器に入れ、子株を植えるだけです。
色を混ぜるときれいですし、一番簡単かもしれません。
ただ、ジェルポリマーは、水分を失うにつれて干からびてきます。
水洗いしてからしばらくきれいな水(水道水で大丈夫です)につけて、余分な水を切り植えなおせばまた使うこともできます。
また、思い切って新しいものにする方法もあります。
気を付けていただきたいのはカビです。
カビは水分と養分があればどこにでも生えてきます。
ジェルボールには水分があり、植物の根から出る老廃物には養分があります。
カビが生えるのは宿命みたいなものです。カビが生えないようにするにはこまめに洗うしかないでしょう。
あと、もう一つ注意点です。
ジェルポリマーには多少栄養分があるものがありますが、長持ちしません。
生育状況に応じて液体肥料で栄養を補うかしてください。
水栽培
最後に水栽培です。
水栽培といえば、クロッカスやヒヤシンスなどを思い出す方も多いことでしょう。
しかしたいていの植物は水栽培が可能です。
私がやった方法は、容器に水を入れ、真ん中に穴をあけた発泡スチロールにオリズルランの子株を差し込み、水に浮かばせる、という方法です。
注意する点としてはやはりカビです。根元にカビが生えやすいため注意してください。
また、ジェルポリマーと同様液体肥料をやらないとすぐ栄養が不足してしまいます。
薄めた液体肥料を適量与えてください。
ジェルボールと水栽培は、長期間楽しむ、というより一時的に植え替えて室内で楽しむ、という用途で使ってください。
ジェルポリマーや水栽培で楽しませてもらったら、培養土に植えて元気にしてあげてくださいね。
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